新築マンションから高線量 住民に不安

福島・二本松市の新築マンションから比較的高い放射線量が確認された問題で、住民の間では不安が広がっている。
新築マンションから比較的高い放射線量が確認されたのは、市などによると、計画的避難区域内の福島・浪江町でとれ、屋外で保管されていた石が土台などに使われたためとみられている。マンションには浪江町や福島・南相馬市から避難する人ら12世帯が入居していて、不安が広がっている。
浪江町から避難しているマンションの住民「やっとここでなんとか(生活していこう)と思っていた。娘が受験生なので、そんな時にこんなことに…」
同じ場所で保管していた石約5200トンは県内の19社に出荷されていて、市などは、石が使われた場所の特定と放射線量の測定を進める方針。