配布ミスによる再試験対象者　過去最大に

　１４日に行われた大学入試センター試験の「地理歴史」「公民」の試験の配布ミスによる影響は、過去最大になることがわかった。

　大学入試センター・吉本高志理事長は１８日午後、「心からおわびを申し上げたいと思います」と述べている。

　大学入試センターは当初、「４８の試験場の計５１２人に、問題冊子の配布ミスによる影響があった」と発表していたが、調査の結果、影響は８１の試験場の計３４６２人に上っていたことがわかった。これらの受験生は２１日と２２日に行われる再試験の対象となり、その数は過去最大だという。