ストレステスト審査方法は妥当~IAEA

来日中のIAEA(=国際原子力機関)の調査団は31日、原子力発電所の再稼働の条件となっているストレステストについて、審査方法は妥当との見解を示した。
約1週間の調査を終えたIAEAの調査団は31日朝、調査結果をまとめた報告書を経産省の原子力安全・保安院に提出した。調査団・ライオンズ団長は、日本の審査手法について妥当との見解を示した上で、地元自治体への説明をしっかり行うべきなどとする改善点を指摘した。
これを受け、保安院は来月にも大飯原発(福井・おおい町)3、4号機のストレステストの最終的評価を行うが、原発の再稼働には地元の了解が必要で、具体的な見通しは立っていない。