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全国15地点で1月の最深積雪記録を更新

2012年2月1日 18:30

 気象庁が1月の天候についてまとめた。日本付近に強い寒気が流れ込んだ影響で、沖縄・奄美地方を除いて気温が低くなった。また、全国の15地点で1月の最深積雪の記録を更新した。

 気象庁によると、先月は偏西風が大きく南に蛇行して日本付近に強い寒気が流れ込みやすい状態が続いたため、北日本から西日本にかけて気温が低く、寒い1月となった。特に北日本(北海道、東北地方)では、平年よりも1.2℃も気温が低くなった。

 また、北日本から西日本にかけての日本海側では雪の日が多くなり、気象庁が積雪を観測する全国330地点のうち15地点で1月の最深積雪記録を更新した。このうち、青森・八甲田山麓の酸ヶ湯で429センチ、山形・大蔵村肘折で357センチとなり、ともに1月の最深積雪を100センチ以上更新した。

 気象庁が1月27日に発表した1か月予報によると、沖縄・奄美地方を除いて今週は気温がかなり低くなる見込みで、北日本では来週にかけても続くという。