インフルエンザ拡大、患者推計211万人に

インフルエンザの流行がさらに拡大している。5日までの1週間にインフルエンザで診療を受けた人は前週の約1.2倍で、全国の患者数は211万人と推計されている。
国立感染症研究所によると、約5000か所の医療機関で5日までの1週間にインフルエンザで診療を受けた人は一医療機関あたり42.62人で、前週の約1.2倍となった。全国の患者数は推計で約211万人となった。
福井、岩手、石川、宮崎、高知の各県で非常に多く、一医療機関あたりの患者が30人以上の「警報レベル」を超えている保健所の地域は47都道府県で369か所と感染が拡大している。
厚労省によると、例年、今月中旬頃までが感染のピークで、厚労省は手洗いの徹底などを呼びかけている。