「高齢者だけじゃ無い!」弁当店と連携して特殊詐欺防止を啓発-警視庁
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特殊詐欺被害などを防ごうと、警視庁・池上署は地元の弁当店を「池上安全・安心配達アンバサダー」に任命し、配達先での、注意喚起のチラシを配ることを始めました。
27日、大田区の弁当店が配達先の企業に渡していたのは詐欺被害防止の啓発ポスター。弁当を配達する車両には、被害防止を訴えるステッカーも貼られていました。
配達を行っていたのは、東京・大田区の弁当店「玉子屋」。警視庁・池上署から特殊詐欺被害防止アンバサダーに任命されました。都内の企業など、8000か所にのぼる配達先で特殊詐欺の被害防止を訴えていくということです。
「玉子屋」菅原勇一郎社長「弁当を回収する際にも口頭で注意喚起し、地元に貢献したい」
警視庁・池上署の管内では、去年1年間で特殊詐欺による被害額が2億円以上となっているということで、桜井嘉人署長は、「高齢者だけでなく、若い世代の被害も多いので年代関係なく気をつけてほしい」と、注意を呼びかけています。