上皇后さま 室内で階段を使ったリハビリを始められる 杖なしで日常生活 今後は転倒防止のための訓練へ
去年10月、右大腿骨上部の骨折で手術を受け、リハビリを続けていた上皇后さまが、仙洞御所内で階段を使った歩行訓練を行われるようになっていることを側近が明らかにしました。
上皇后さまは去年10月、お住まいの仙洞御所で転倒し、東大病院で「右大腿骨上部の骨折」のため手術を受けられました。
側近によりますと、上皇后さまは、去年12月の初めからはリハビリを兼ねて上皇さまと共に朝はお住まいの中を歩き夕方は赤坂御用地内を散策することを日課としてきましたが、今は、午前中、階段を使った歩行訓練などを行われるようになっているということです。
また、これまでのリハビリは、上皇后さまの術後の回復を目的としていましたが今後は転倒予防のための訓練を続けられるということです。
上皇后さまは、今月2日の新年一般参賀でも宮殿のベランダに3回立ち、つえなしで歩行するなど元気な姿を見せられていました。