天皇陛下が入院、18日にバイパス手術へ

天皇陛下は17日午前10時過ぎ、心臓の冠動脈のバイパス手術を受けるため、東京・文京区の東大病院に入院された。
天皇陛下は17日午前10時頃、皇后さまと共に皇居を出発された。約15分後、東大病院に到着すると、門脇東大病院長らに迎えられ、大変穏やかな表情で病院内へゆっくりと入られた。玄関ロビーでは、居合わせた入院患者らににこやかに手を振って応えられていた。
天皇陛下は、17日は院内で休養し、体調を整えた上で18日午前から手術を受けられる予定。宮内庁によると、手術は約5時間で終わる見込みで、順調に回復すれば、約2週間で退院できるという。
天皇陛下の国事行為については、当分の間、皇太子さまが臨時代行される。
皇居には17日朝から、お見舞いの記帳台が設けられている。