福島3市村、コメ作付け制限で損失58億円
新しい放射性物質の規制値に基づき、コメの作付けが制限された場合、福島県の3市村では経済的な損失が58億円に上るとの試算が明らかにされた。
二本松市、本宮市、大玉村では去年、18の地区で、一般食品に含まれる新しい放射性物質の規制値(一キロあたり100ベクレル)を上回るコメが生産された。
この規制値に基づいて作付けが制限された場合、コメを出荷できず、農薬などの購入もなくなるとして、JAみちのく安達は、経済的な損失が58億円に上るとの試算を明らかにした。
国は今月中にも、これらの地区のコメの作付けについて方針を明らかにする。