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天草地方の春の風物詩…シロウオ漁が本格化

2012年2月26日 17:10
天草地方の春の風物詩…シロウオ漁が本格化

 熊本・天草地方の春の風物詩・シロウオ漁が本格的に始まった。

 シロウオはハゼ科の半透明な魚で、体長は約4センチ。天ぷらや躍り食い、吸い物などの材料として出荷される。

 漁は、産卵のために川を遡ってくるこの時期に行われ、天草市の大宮地川の河口では、今月中旬から始まった。四手網と呼ばれる2メートル四方の細かい目の網を川底に沈め、シロウオが網の上を通る時に一気に引き上げる方法で行われる。

 約10年前から漁を始めた本田秀樹さんは「今年は寒さでまだ水揚げは少ないが、これから暖かくなるので期待したい」と話していた。

 シロウオ漁は来月いっぱい行われる。