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福島第一原発2号機温度計、新たに上昇傾向

2012年3月3日 13:49
福島第一原発2号機温度計、新たに上昇傾向

 先月、温度計の異常があった福島第一原発2号機で、新たに1台の温度計が上昇傾向を示し、「東京電力」は信頼性が薄いとして、監視対象から外したと発表した。

 福島第一原発2号機は先月、原子炉圧力容器の底の温度を測る6つの温度計のうち、1つが異常な数値を示し、故障と断定、残る5つの温度計で監視を続けていた。

 しかし、1日から2日にかけて、このうちの1つが上昇傾向を示し、2日午後11時に58.5℃と、他の温度計より13~18℃高い値を示したため、信頼性が薄いとして監視の対象から除外した。