初代「のぞみ」 無事にラストラン終える

東海道新幹線の初代「のぞみ」として走り続けてきた「300系」が16日、ラストランを迎えた。定刻通りの午後1時23分には新大阪駅に到着し、多くの人に惜しまれながら最後の仕事を終えた。
300系は東京~新大阪を2時間半で結び、従来よりも50キロ速い、最高時速270キロの営業運転を成し遂げたとして愛されてきた。東京駅では16日午前、約20年間走り続けてきた300系の引退セレモニーが行われ、引退を惜しむ多くのファンが集まった。
300系は16日午前10時47分に新大阪駅に向けて出発、定刻通りの午後1時23分には新大阪駅に到着し、ラストランを無事に終えた。