天皇陛下 首長との会見後に胸のX線検査

20日、胸にたまった水を抜く治療を受けた天皇陛下は、国賓として来日しているクウェートの首長との会見を終えた21日午前11時過ぎ、再び宮内庁病院に入り、胸のX線検査を受けられた。
21日午前9時過ぎ、天皇陛下は皇居・宮殿の玄関で、皇后さまや皇太子さまらと共ににこやかな表情でクウェート・サバーハ首長を出迎えられ、続いて国歌演奏と儀仗(ぎじょう)隊による栄誉礼が行われた。その後、陛下は首長との会見の中で、15分にわたって話をされた。首長からは「陛下の体調が一刻も早く回復されることを希望します。体調が良くなったら、ぜひクウェートにおいでいただきたい」などと挨拶を受け、陛下は「ありがとう」と感謝の言葉を述べられたという。
20日、宮内庁病院では陛下の胸にたまった水を抜く治療が行われたばかり。陛下は会見後の21日午前11時過ぎ、再び宮内庁病院に入り、胸のX線検査を受けられた。
21日夜の宮中晩さん会は、皇太子さまが名代を務められる。