中電、浜岡原発6号機の増設見直しを検討

「中部電力」が、新たに増設を目指していた浜岡原発(静岡・御前崎市)の6号機について、計画の見直しの検討を始めたことが明らかになった。
中部電力は、浜岡原発で20年前後に運転開始を目指していた6号機の建設について、計画を見直す方針を固め、今月末に国に提出する新年度の電力供給計画から削除するという。
浜岡原発の1号機と2号機はすでに廃炉を決めており、中部電力は、この2つの原発の代わりに6号機の建設を目指していた。しかし、全国の原発の再稼働の見通しが立たない中、新規建設の時期を検討できる段階ではないとして、増設計画を見直すことにしたという。