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飲食店で38人が食中毒 サポウイルス検出

2012年3月27日 22:25
飲食店で38人が食中毒 サポウイルス検出

 全国チェーンの飲食店「魚民」の石川・金沢市にある店舗で食事をした大学生38人が、食中毒の症状を訴えていることがわかった。

 食中毒が発生したのは、金沢市の「PRIVATE DINING 魚民」。金沢市によると、今月17日と20日に、卒業コンパなどで店を利用した3つの大学生グループ69人のうち、38人が下痢やおう吐の症状を訴えた。全員、すでに回復傾向にあるという。

 患者や店の調理スタッフからは「サポウイルス」と呼ばれる物質が検出されている。ノロウイルスによく似た性質で、発症すると下痢やおう吐などを引き起こすが、重症化することはほとんどないという。石川県内でサポウイルスの感染が確認されたのは初めて。

 金沢市は、この店を3日間の営業停止の処分としている。