×

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

全国で荒天 新幹線の中で“宿泊”も

2012年4月4日 4:40
全国で荒天 新幹線の中で“宿泊”も

 発達した低気圧の影響で、3日は全国的に台風並みの大荒れの天気となり、3人が死亡するなど全国で強風による被害が相次ぎ、交通機関にも影響が出た。

 警察庁のまとめによると、3日午後9時現在、富山・香川・岩手の各県でそれぞれ1人が死亡し、負傷者は全国で少なくとも140人に上っている。

 警察によると、3日、神奈川・厚木市の工事中の高速道路で組んでいた鉄骨製の足場が崩れ、約15メートル下の県道に落下した。ケガ人はいなかった。足場は、強風にあおられて崩れたとみられている。

 「東京電力」によると、3日、千葉県や神奈川県、茨城県で、強風の影響により、計5900世帯が停電した。千葉県では佐倉市などで一時、約5300世帯が停電したが、現在はほぼ復旧している。

 富山県では、県内各地の橋などで少なくともトラック15台が横転する事故が起きた。また、富山市では物置が倒壊し、堀井富雄さん(81)が下敷きになって死亡しているのが見つかった。

 香川・三豊市では倉庫が倒壊し、白川俶子さん(69)が下敷きになって死亡した。

 広島・三原市では、長さ40メートルのゴルフ練習場の建物が風にあおられて倒壊、事務員の女性が下敷きになって手首を骨折するなど、男女2人が重軽傷を負った。

 愛知・刈谷市では野球用のネットが倒れ、ネットを固定しようとしていた男性(48)に柱が直撃し、男性は腰の骨を折るケガをした。

 島根・出雲市ではショッピングセンターの看板の鉄柱が折れて少女(12)に当たり、少女は重傷を負った。

 鉄道も、深夜まで影響が出た。東京駅では、帰宅できない乗客らのために新幹線の車内が開放され、団体客らが4日の始発まで休憩する姿が見られた。東海道新幹線は3日、最大で約1時間運転を見合わせ、約9万5000人の乗客に影響があったという。