“ミサイル”に備え、石垣島にPAC3到着
北朝鮮の「衛星打ち上げ」と称する事実上のミサイル発射に備え、沖縄・石垣島に5日朝、地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」が到着した。
PAC3を積んだ海上自衛隊の輸送艦「くにさき」は、5日午前7時に石垣港に入港した。石垣島に配備される2基のPAC3の装備は、ミサイル本体や発射台、レーダーなどのパーツごとに32台の車両に分けて陸揚げされた。その後、設置場所となる石垣港の新港地区に運ばれた。
沖縄本島と宮古島にはすでに3日にPAC3が到着しているが、石垣島には、PAC3とあわせて、航空自衛隊と陸上自衛隊から約450人の隊員が配置され、県内で最大規模の準備態勢となる。