“ミサイル”緊迫続く 沖縄・石垣島では

北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と称して事実上のミサイル発射を予告した期間初日の12日、発射は行われなかった。午前7時から正午の発射予告時間の間、石垣島に配備された2基の地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」は、常に北側に向けられた状態で、自衛隊員の往来などはほとんどなかった。
石垣市の漁港では午前7時前から漁に出る人たちの姿が見られた他、小学生も普段通り登校するなど、市民生活や観光客の様子にも大きな変化は見られなかった。ただ、ミサイル発射予告期間を迎え、11日までと比べて、より不安を口にする人もいた。
石垣市は、13日以降も引き続き情報の収集と周知に努めるとしている。