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暴走事故“再発防止”の早期研究を~松原氏

2012年4月13日 17:04
暴走事故“再発防止”の早期研究を~松原氏

 京都市東山区の祇園近くの繁華街で12日、てんかんの持病のある男が運転する車が暴走し、男を含む8人が死亡した事件を受け、松原国家公安委員長は13日、運転免許更新の手続きについて「事故の再発防止をするために、申請申し出の仕組みを早期に研究する必要がある」と述べた。

 てんかん患者の運転免許は、2年以内の発作がなく、医師が一定期間、再発の可能性がないと判断した場合などに条件付きで認められている。松原委員長は、運転免許制度について「障害者の社会参加についても考慮が必要だ」と述べた上で、「事故の再発を防止するために、運転免許の申請の際、病気について正確に自己申告するための仕組みを検討する必要がある」と述べた。