社会
2012年4月19日 21:48
2号機圧力抑制室を撮影 水漏れ確認できず

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福島第一原発2号機の水漏れ箇所を特定するため、18日に原子炉建屋の地下にロボットが入り、圧力抑制室の状況を調査した映像が19日に公開された。
公開されたのは、2号機の原子炉建屋地下にあるドーナツ形の圧力抑制室の上をロボットが撮影した映像で、圧力抑制室内につながる作業用のマンホールが映っている。「東京電力」は、このマンホールから放射性物質を含む汚染水が漏れ出ている可能性があるとしていたが、マンホールからの漏えいはなく、今回撮影できた他の箇所でも水漏れは確認できなかった。
また、今回の調査では、配管に巻かれたカバーが落ちているのが確認できたものの、配管類などに大きな損傷は見られなかった。東京電力は今後、圧力抑制室の下の部分などで水漏れの箇所がないか調べることにしている。