新茶の初取引　放射性物質検査で安全を確認

　日本一の茶どころ・静岡に初夏の訪れを告げる新茶初取引が２３日朝、静岡市の静岡茶市場で行われた。

　２３日午前７時から始まった初取引には、摘み取り、荒茶に加工後、放射性物質検査を行って安全が確認された茶だけが並んだ。初取引には、県内産の茶８９５．４キロが入荷し、一キロ当たりの平均価格は８６７９円と去年より１４００円高くなった。

　関係者によると、今年の新茶は春先の低温の影響で生育が若干遅れたものの、品質は申し分ないという。