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仮設住宅の通路で浸水被害 岩手・釜石市

2012年5月4日 15:44
仮設住宅の通路で浸水被害 岩手・釜石市

 低気圧の影響により北日本の太平洋側で激しい雨が降り、岩手・釜石市の仮設住宅では、3日からの雨で団地内の一部の通路が水に漬かった。

 低気圧は東北の太平洋側を北上していて、北日本の太平洋側で断続的に激しい雨が降っている。岩手、宮城、福島3県の36か所では、24時間雨量が5月としては観測史上1位の大雨を記録している。

 釜石市の仮設住宅では、3日からの雨で、団地内の一部の通路が水に漬かった。このため、消防のポンプ車が出て、水をはき出す作業に追われていた。また、釜石市内では、住宅の床上・床下浸水の被害が出ているため、157世帯に避難勧告が出されている。

 また、岩手県内では、大槌町で31世帯に避難勧告が出されている他、山田町では、仮設住宅近くの土手ののり面が崩壊し、この団地に住む25人が避難している。

 東北地方の激しい雨は峠を越えてきたが、北海道は4日夜にかけて大雨が続く見通し。5日朝までに予想される雨の量は多い所で、北海道(太平洋側)で150ミリ、東北(太平洋側)で80ミリとなっている。土砂災害や河川の増水などに警戒が必要。

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