火縄銃のごう音響く…長篠合戦のぼりまつり

愛知・新城市で5日、勇壮な戦国絵巻を再現した「長篠合戦のぼりまつり」が行われた。
この祭りは、400年前に当時最強とうたわれた武田騎馬隊と織田信長、徳川家康連合軍の間で繰り広げられた「長篠の戦い」で戦死した武将を弔うため、毎年、こどもの日に行われているもの。
今回で47回目を数えるこの祭りの一番の呼び物である火縄銃の演武射撃では、地元の「長篠・設楽原鉄砲隊」が鉄砲を撃ち鳴らし、ごう音をとどろかせていた。
訪れた観光客は、火縄銃のごう音に耳を塞ぎながらも、勇壮な「戦国絵巻」に見入っていた。