小学生らがタカアシガニ放流 静岡・沼津市

貴重な海の資源を保護しようと、静岡・沼津市で18日、小学生たちがタカアシガニを放流した。
これは、年々漁獲量が減っている沼津市戸田特産のタカアシガニを守ろうと行われたもので、18日は戸田小学校の児童ら約60人が参加した。
タカアシガニの生態を調べるため、カニの脚にタグをつけ、重さと大きさを測定した後、船に積み込み、戸田沖500メートル付近でタカアシガニを放流した。放流されたのは、3歳から5歳程度のタカアシガニ103匹で、参加した人たちはカニが大きく育って戸田に戻ってくるよう願いながら、一匹ずつ優しく海に放していた。