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断水解消も、汚染源は特定されず

2012年5月20日 12:56
断水解消も、汚染源は特定されず

 浄水場で化学物質・ホルムアルデヒドが検出され、千葉県の広い範囲で起きていた断水は、20日朝までに解消された。一方、これまでの調査で、汚染源は特定されていない。

 ホルムアルデヒドを発生させた汚染源の調査は、埼玉県と群馬県が行っており、まず、浄水場が取水している利根川に流れ込む烏川の水から、ホルムアルデヒドを検出した。そのため、上流の群馬県内で烏川と支流の水を調査した。

 20日午前に会見を行った群馬県によると、異常は見つからず、汚染源は特定できなかったという。水の汚染源の調査は、発生から時間がたつほど難しくなるということだが、群馬県は今後、烏川を中心に5か所で一日1回、定期的にモニタリング調査し、汚染源の特定を進めたいとしている。