トキのヒナ8羽の愛称決定、出生届を提出

自然界で36年ぶりにトキのヒナが誕生した新潟・佐渡市で23日、ヒナの愛称が決定し、市役所に出生届を提出するセレモニーが行われた。
佐渡市では現在、3つの巣で8羽のヒナ誕生が確認されている。佐渡市役所では23日朝、着ぐるみのトキがヒナの出生届を提出するセレモニーが行われた。市はヒナの愛称を全国から募集していて、6193通の応募の中から「みらい」「ゆめ」「きぼう」「きずな」「ぎん」「きせき」「そら」「美羽(みう)」の愛称を選び、出生届に記載した。市から母子手帳が手渡されると、市民から拍手が送られていた。
8羽は順調に成長し、最も早く生まれたヒナは今週中にも巣立ちを迎える。