6~8月予報 西日本は高温傾向か
気象庁は24日、6~8月の3か月予報を発表した。西日本と沖縄・奄美地方では、気温が高い日が多くなりそうだという。
気象庁によると、6月の北日本や東日本では、冷たい空気をもった北からの高気圧に覆われやすくなるため、これまでの高温傾向の予想から、平年並みの気温になるとみられる。一方で、西日本の太平洋側と沖縄・奄美地方では、梅雨前線の影響を平年よりも大きく受け、雨の日が多くなる見込み。
全国的に、気温は3か月間を通して、平年並みか、やや高温傾向となる見通しだが、西日本と沖縄・奄美地方では、8月は厳しい暑さになる日が多いという。
今年は原発の運転停止が長引き、全国的に電力の供給力が不足して、より一層の節電が求められているが、一時的に気温がかなり高くなる時期もあるため、気象庁は最新の気象情報に注意して、節電対策をしてほしいと呼び掛けている。