無病息災願う「朔日まんじゅう」に行列

　富山市の和菓子店で１日、６月１日だけに販売する「朔日（ついたち）まんじゅう」が売り出された。

　「朔日まんじゅう」は、６月１日朝に食べると一年間無病息災で過ごせるとされている。富山市中心部にある老舗の和菓子店「竹林堂」本店には、午前５時の開店を前に約７００人が並んだ。一番乗りは先月３１日夜から並んだ男性で、「９時間１０分待ちました。（店が）開くのが待ちに待ったという感じです」と話していた。

　開店と同時に１０個、２０個とまとめて買い求める人も多く、午前１０時には３万個全てが売り切れたという。