国宝・姫路城に新しいシャチホコお目見え

5年をかけて大修理が行われている兵庫・姫路市の国宝・姫路城で5日、新調されたシャチホコが大天守に据え付けられた。
「平成の大修理」が進む姫路城では、大天守を飾るシャチホコにヒビが見つかり、半世紀ぶりに新調された。5日午前9時過ぎから始まった作業では、胴体やヒレの部分が一つ一つクレーンでつり上げられ、職人たちの手によって慎重に固定された。
高さ1.9メートル、重さ300キロにも上るシャチホコの豪快な姿に、見学者たちは熱心に見入っていた。
「平成の大修理」は15年春頃に終了する予定。