気仙沼市の海水浴場、来月21日に海開き

東日本大震災の津波で砂浜が地盤沈下した宮城・気仙沼市大島の「小田の浜海水浴場」が、来月21日に海開きすることが決まった。震災後、県内でオープンする唯一の海水浴場になりそうだ。
県内26の海水浴場は、震災の影響で昨シーズンは全て閉鎖された。このうち小田の浜海水浴場について、地元の大島観光協会は12日、来月21日に海開きすることを決めた。
小田の浜海水浴場は震災で砂浜の半分以上が地盤沈下し、その後の復旧は遅れているものの、遊泳の範囲を震災前の半分程度に縮小すればオープンは可能と観光協会が判断した。
県によると、今シーズンにオープンする海水浴場は小田の浜海水浴場だけになりそうだという。