オスプレイ配備反対で大規模集会 宜野湾市

アメリカ軍普天間基地がある沖縄・宜野湾市で17日、墜落事故が相次いでいるアメリカ軍の新型輸送機「MV22オスプレイ」を基地に配備することに反対する大規模な市民集会が行われた。
宜野湾市などが主催した集会には5200人が参加。宜野湾市・佐喜真淳市長は、「安全性が懸念されるオスプレイが配備されようとしていることについて、日米両政府に対してただちに中止するよう求める」と述べ、オスプレイの配備反対と普天間基地の早期閉鎖などを求めた。
また、宜野湾高校1年・喜屋武雅さんは「事故が起きてからでは遅いのです。オスプレイを宜野湾市に持ち込まないでください」と訴えた。
アメリカ軍は、主力となるMV22オスプレイを今年8月にも普天間基地に配備する予定だが、今年4月のモロッコでの墜落事故に続き、今月もアメリカ・フロリダ州で墜落していて、沖縄では不安の声が高まっている。