サントリー黒烏龍茶CM「改善を」消費者庁

「サントリー食品インターナショナル」の特定保健用食品「黒烏龍茶」のテレビCMの内容が消費者の誤解を招くおそれがあり不適切だとして、消費者庁が改善を求める通知を送っていたことがわかった。
対象となっているのは、サントリー食品インターナショナルが販売する「黒烏龍茶」のテレビCMで、「食べながら脂肪対策」などと表現されている。
消費者庁によると、3月、内閣府の消費者委員会の部会で、「この食品を使用すればバランスのとれた食生活を考えなくてよいかのような表現だ」などといった指摘があり、消費者庁は「偏った食生活を助長するおそれがある」として改善を求めた。
「サントリー」の広報部は「従来、誤解を与えることのないように十分留意しているが、意見は真摯(しんし)に受け止めて今後もよりいっそう注意していきたい」と話し、秋以降に再開するテレビCMについて内容を検討するという。