星出飛行士が宇宙に放出する小型衛星公開
来月、ロシアから国際宇宙ステーション(=ISS)に向かう宇宙飛行士・星出彰彦さんが、長期滞在中のミッションで宇宙空間に放出する小型衛星が25日、茨城・つくば市で報道陣に公開された。
公開されたのは5機の小型衛星で、1辺が約10センチと大変小さく、魚眼カメラで地球を撮影したり、宇宙空間でLED(=発光ダイオード)をモールス信号のように点滅させて地上にメッセージを送る実験をしたりするために造られたもの。
これらの衛星は、来月15日にロシアの宇宙船「ソユーズ」で国際宇宙ステーションに向かう星出さんが、長期滞在中に日本の実験棟「きぼう」のロボットアームを使って宇宙空間に放出することになっている。
衛星は、来月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられ、国際宇宙ステーションに運ばれる。