山形新幹線が開業20周年、沿線でイベント
山形新幹線「つばさ」は1日、開業20周年を迎えた。沿線の停車駅では記念イベントが行われている。
つばさは92年7月1日、新幹線と在来線をつなぐ全国初のミニ新幹線として開業した。山形市のJR山形駅では1日朝、記念特別列車の出発式が行われ、観光客や多くの鉄道ファンが詰めかけた。
出発式では、山形・吉村美栄子県知事が「これからも多くの方につばさに乗っていただいて、心も体も癒やしてもらいたい」と挨拶。一日駅長を務める斎藤翼さん(20)をはじめ、関係者がテープカットをして祝った。その後、斎藤さんの合図で特別列車は1日午前7時35分に山形駅を出発、東京へ向かった。
この他、山形県内ではビデオカメラを搭載したつばさに手を振ろうというスマイルプロジェクトも実施されている。