住宅の裏山崩れ、80歳男性が生き埋めに
福岡・朝倉市で3日朝、住宅の裏山が崩れ、男性1人が生き埋めになっている。
3日午前8時40分頃、朝倉市杷木池田で「土砂崩れが起きて親が生き埋めになっている」と住民から消防に通報があった。消防によると、住宅の裏山が高さ50メートル、幅5メートルにわたって崩れ、住宅1棟に土砂が流れ込んだ。現在、この家に住む80歳の男性1人が生き埋めになっていて、消防が救出活動を続けている。
福岡管区気象台によると、朝倉市付近では3日午前8時までの一時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられるという。
福岡県内ではこの他、県南部を中心に床上・床下浸水など計38軒の建物に被害が出ている。