×

日テレNEWS NNN|日本テレビ系NNN30局のニュースサイト

西日本~東日本 局地的に激しい雨のおそれ

2012年7月7日 9:05
西日本~東日本 局地的に激しい雨のおそれ

 活発な梅雨前線の影響で、6日は西日本や東日本で大雨になった。7日も局地的に非常に激しい雨の降るおそれがあり、警戒が必要。

 梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだため、6日は北陸地方から中国地方にかけて、激しい雨が降った。石川・金沢市では午後9時47分までの1時間に50.0ミリの雨を観測し、梅雨に入ってから最も激しい雨となった。

 一方、広島県でも雷を伴った激しい雨が降った。大竹市では6日午後7時頃、観測史上最も多い1時間に67ミリの降雨量を記録した他、広島市にあるマツダスタジアムでは、プロ野球「広島東洋カープ」対「東京ヤクルトスワローズ」戦が2回で中止となった。呉市と福山市の一部の地域では雷の影響とみられる停電が発生し、中国地方では6日夜遅くにかけて、1時間に約70ミリの非常に激しい雨が降った。

 7日午前7時50分現在、九州地方から近畿地方にかけて、所々に活発な雨雲が見られ、雨脚の強まっている所がある。西日本では7日昼前にかけて、東日本と東北地方では8日にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になる所があるとみられる。8日朝までの予想雨量は多い所で、北陸・東北地方で150ミリ、関東甲信地方で130ミリ、九州・近畿地方で100ミリとなっている。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒が必要。