後継者を育成…バナナのたたき売りの塾開講

バナナのたたき売りの発祥の地とされる北九州市で7日、たたき売りの後継者を育てようという塾がスタートした。
バナナのたたき売りは大正時代、貿易港として栄えていた門司港で、熟したバナナを売ったのが始まりとされている。
7日にスタートした「門司港バナナ塾」には、福岡県内から31歳から78歳までの14人が入塾した。保存団体などが後継者の育成を目的に開催しているもので、今年で6年目になる。7日は早速、講師がたたき売りを披露し、参加者たちは軽妙な語り口に聞き入っていた。今後、たたき売りの歴史や客を呼び込む独特の口上を学び、秋に門司港で開かれるイベントで成果を披露する。