振り込め詐欺を防げ!学生らが高齢者に説明
高齢者をターゲットにした振り込め詐欺事件が後を絶たない中、東京・世田谷区で8日、学生ボランティアらが高齢者の自宅を訪ね、詐欺の手口を説明するなどして注意を呼びかけた。
警視庁成城署が8日に行ったのは、高齢者たちに、子や孫の世代にあたる学生ボランティアらの言葉で、振り込め詐欺の手口や被害に遭わないための方法を知ってもらうという取り組み。学生ボランティアは「留守番電話にしておけば(振り込め詐欺の)犯人はすぐ諦める」などとアドバイスした。
都内で今年に入ってから5月末までに摘発された振り込め詐欺の被害は15億円以上に達し、一件あたりの被害額も去年より大きくなっており、警視庁は今後も高齢者への注意喚起を図る考え。