深く掘られた井戸の水を活用し、震災訓練

東京・北区にある公園で9日、大規模な地震が起きたときに、深く掘られた井戸の水を消火活動や生活用水に使う訓練が行われた。
北区の中央公園で東京消防庁が行ったのは、首都直下地震などに備えて設置している深く掘った井戸の水を使っての放水訓練。深く掘られた井戸は地震の揺れに強いということで、東京消防庁は、水道管が壊れるなどして水道が消火活動に使えないときに活用できるとしている。また、震災時には洗濯や風呂といった生活用水にも使えることから、東京消防庁は深く掘った井戸を増やしていく方針。