三笠宮さまの心臓手術始まる

　心臓の機能が低下し、東京都内の病院に入院されている三笠宮さまの心臓の手術が１１日午後、行われている。

　宮内庁によると、三笠宮さまは７日、僧帽弁閉鎖不全による心臓の機能の低下が進み、血圧が一時的に５０台まで下がったため、昇圧剤などによる治療を受け、その後、小康状態が続いていた。しかし、これまでの治療を続けても、今以上の改善が見込めないため、心臓の弁の機能を回復するための手術をすることになった。

　手術に先立ち、１１日午前１０時前に、三笠宮妃百合子さまが病院に入られた。今回の手術は、百合子さまが強く希望されたという。

　三笠宮さまは９６歳、昭和天皇の弟で、天皇陛下の叔父にあたる。