三笠宮さまの手術、無事終了 容体は安定

11日午後、東京都内の病院で行われていた三笠宮さまの心臓の手術が無事終了した。三笠宮さまは集中治療室(=ICU)に移られ、容体は安定しているという。
宮内庁によると、手術は11日午後1時頃に始まり、無事に終了した。三笠宮さまは午後4時32分に手術室を出てICUに移られ、容体は安定している。
三笠宮妃百合子さまは手術を終えた三笠宮さまと対面し、午後5時半頃、病院を後にされた。今回の手術は、百合子さまが強く希望されたという。
三笠宮さまは7日、「僧帽弁閉鎖不全」による心臓の機能の低下が進み、血圧が一時的に50台まで下がったため、昇圧剤などによる治療を受けられ、その後、小康状態が続いていた。しかし、これまでの治療を続けても今以上の改善が見込めないため、心臓の弁の機能を回復するための手術を行うことになった。
三笠宮さまは96歳、昭和天皇の弟で、天皇陛下の叔父にあたる。