秋田、北部中心に激しい雨　浸水被害も

　活発な梅雨前線の影響で、秋田県内では１６日、北部を中心に激しい雨が降っている。川が増水し、浸水被害も相次いでいる。

　活発な梅雨前線の影響で、秋田県内では北部を中心に雨が降っている。降り始めからの雨量は、藤里町で１４３ミリ、五城目町で１３９ミリなどとなっている。秋田市の新城川は一時、氾濫危険水位に達したが、現在は下がっている。

　三種町下岩川地区では川の水があふれ、近くの住宅や小屋など１６棟で浸水被害が出た。また、上小阿仁村でも住宅２棟で床下浸水の被害が確認されている。

　秋田地方気象台によると、雨のピークは過ぎつつあるが、１６日夜から１７日明け方にかけて１時間に４０ミリの激しい雨が降る見通しで、河川の増水や低い土地の浸水に引き続き注意を呼び掛けている。