福島・飯舘村の避難区域再編

福島第一原発事故に伴って全域が計画的避難区域に指定されていた福島・飯舘村が17日午前0時、新たに3つの区域に再編された。
飯舘村の避難区域は、17日午前0時に「避難指示解除準備区域」、「居住制限区域」、5年以上帰ることができないとされる「帰還困難区域」に再編された。「帰還困難区域」の長泥地区は道路の4か所にバリケードを設けて封鎖され、住民やパトロール隊らだけが鍵を開けて一時立ち入りできる。
長泥地区の行政区長・鴫原良友さん「バリケードを見て悔しいというか、悲しいというか、どこにぶつけたらいいのかわからない感情」
他の区域では、人の出入りが増えると予想されることから、17日朝、飯舘村役場では、住民による「いいたて全村見守り隊」と警察官が防犯強化を誓い、早速、村内のパトロールに向かっていた。