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共同利用のカキ処理場建設へ 宮城・石巻市

2012年7月17日 23:13
共同利用のカキ処理場建設へ 宮城・石巻市

 宮城県内有数のカキの水揚げを誇っていた石巻市牡鹿半島の漁港に共同利用のカキ処理場が建設されることになり、17日、安全祈願祭が行われた。カキ処理場は今年冬までに完成し、カキの本格的な出荷を始める予定。

 カキ処理場を建設するのは、石巻市の福貴浦漁港。17日の安全祈願祭には関係者約20人が集まり、工事の無事を祈った。

 今回造られるカキ処理場は、1メートル20センチかさ上げした約3000平方メートルの敷地に、カキの殻をむいたり、殺菌して出荷したりするための施設を備える。建設費は約2億6000万円で、約9割は国や県などから補助を受けるという。カキ処理場は、被災した周辺の漁港のカキ養殖業者と共同で利用する予定。

 建設工事は23日から始まり、11月からの利用開始を目指す。