大飯原発4号機が原子炉起動
「関西電力」大飯原発(福井・おおい町)4号機が18日午後9時に原子炉を起動した。19日朝には、核分裂が連続する「臨界」に達する見通し。
再稼働に向けて準備が進んでいた大飯原発4号機は、18日午後9時に原子炉を起動した。国内の原発の再起動は、大飯原発3号機に続いて2基目となる。大飯原発4号機は19日朝には核分裂が連続して起こる「臨界」に達する見通しで、発電に向けた「ベース」が整うことになる。
作業が順調に進むと、発電開始は21日、フル稼働は25日となる予定。大飯原発3号機と4号機がフル稼働すると、関西電力管内の電力不足はほぼ解消される見通しだが、政府は節電目標については今後も10%に据え置く方針。