いじめ電話相談2倍以上、公立学校再調査へ

滋賀・大津市で中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺したとされる問題の発覚後、文科省が設置しているいじめに関する電話相談窓口への相談件数が2倍以上に増えていることがわかった。
平野文科相は、相談件数が増えたことについて「今まで把握できていないいじめがある」との認識を示した上で、全国の公立の小中学校などを対象に、近く、いじめについての再調査を行う方針を明らかにした。学校側に対して生徒らへのアンケートや個別の面談などを行った上で、8月中に報告するよう求めるとしている。