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“震災と同規模”想定し、女川原発で訓練

2012年7月24日 22:29
“震災と同規模”想定し、女川原発で訓練

 「東北電力」女川原発で24日、東日本大震災と同じ規模の地震と津波を想定した非常災害対応訓練が行われた。

 震災後3回目となる訓練には、東北電力や協力会社の社員ら150人が参加した。訓練は、宮城県沖で発生したマグニチュード9.0の地震で最大18メートルの津波が発生した想定で、地震と津波で全ての電源が失われても原子炉を冷やし続けることができるか確認することが課題とされた。

 災害発生から約2時間で電源車から電力供給ができることが確認された他、原子炉の格納容器を冷やすための水をポンプ車を使って確保するまでの手順も確認された。

 東北電力は、今後も定期的に訓練を続けるとともに、原子炉を冷やす海水ポンプの設備増強など、新たな災害対策も進める予定。