大飯原発４号機フル稼働

　「関西電力」大飯原発は、すでにフル稼働している３号機に続き、４号機も２５日未明にフル稼働に達し、関西地区の今夏の電力需給ギャップはほぼ解消される見通し。

　大飯４号機は、１８日に原子炉を起動し、その後、関西への送電を開始、原子炉の熱出力を徐々に高めながらタービンなどの主要機器が正常に働いているかどうかチェックを重ねていた。関西電力によると、２５日午前１時、当初の予定通り、フル稼働に達した。

　４号機の出力は１１８万キロワットで、関西電力が所有する原発では、すでにフル稼働している３号機と並ぶ最大の原子炉。揚水発電の分と合わせて４号機もフル稼働することで、今夏に心配されている電力の需給ギャップはほぼ解消された。