定置網のジンベエザメが水族館に 石川

石川・能登半島沖の定置網にかかったジンベエザメが地元の水族館で飼育されることになり、1日、トラックで運び込まれた。
定置網にかかっていたのは体長4.2メートルの雄のジンベエザメで、1日午前6時半頃、専用の容器に移されて近くの港に運ばれた。背中に擦り傷があるものの、体調に問題はなく、トラックで石川・七尾市の「のとじま水族館」に搬送され、いけすに入れられた。
のとじま水族館の職員は「太っていて体力もありそうなので、そういう面では安心している。餌を順調に食べて傷が治れば、展示に向けて計画したい」と話している。
のとじま水族館では10年からジンベエザメを展示しているが、徐々に成長して今の水槽では対応しきれなくなるため、それより小さい今回のサメと入れ替えることを考えている。