日航機墜落事故から27年 遺族ら慰霊登山

日航ジャンボ機墜落事故から12日で27年を迎え、群馬・上野村の墜落現場「御巣鷹の尾根」では、遺族らが早朝から慰霊登山を行っている。
85年に起きた事故では、羽田発大阪行きの「日本航空」123便が墜落し、乗客・乗員520人が犠牲となった。事故から27年がたち、事故を風化させないことが空の安全を守ることとの思いを胸に、遺族らは冥福を祈った。
遺族の一人は「ここの山の木々がこれだけ大きくなっている。尾翼が当たったところがあるんですよね。へこんでいるところ。わからなくなっているから、時のたつのがいかに早いか」と話した。
墜落時刻には、520人と同じ数のロウソクをともし、黙とうがささげられる。